アイドルの苦悩。

巡回先で面白いエントリーを見つけて。
コチラ→http://www.ldblog.jp/archives/1575012.html

むかしモーヲタ界隈では、「キャラ立ち」とか「キャラ論」なるものがはやりました。
「キャラ立ち」というものはくだらなくて大嫌いなのですが、モーヲタの間では「キャラ立ち」が大切とされていましたいました(今はAKBヲタがいっている)。

モーニング娘でもっとも「キャラ立ち」していたのは「辻加護」ですが、モーニング娘を卒業した後はその「キャラ」から脱することができず、潰れてしまいました。
ハロプロで、もっともキャラが立っていたのは「メロン記念日」でしたが、解散後はソロの歌手としてはうまくいかないでしょう。

(中略)

モーニング娘9期やスマイレージのメンバーに「キャラ」をつけようとアップフロント事務所の作戦は、担当者としては単年度の会計的には儲かるかもしれませんが、ひとりのアイドルひとりのアーチストの人生を考えてた場合、それはひどい仕打ちにほかなりません。
「キャラ」は、短期的には少し有効で、中期的には有害で、長期的にはなんの意味もない行為でしかありません。

、、、この話、良く判るわぁ!!
モー娘。その他ハロプロの子達は、ヲタにとっては「2.5次元」の存在で。
アニメキャラと同じく、ヲタの思いを投影できる存在であって。
だので「キャラ立ち」って要素が非常に重要になってる。

  • 雅ちゃんは処女でベロチューなんてしたコト無いの!

みたいな、ねwwww

そして、逆に彼女達は、そんなキャラ設定を付けられ、ヲタ好みのキャラ設定された「アイドルの自分」に苦しむコトになっていく訳で。

リンク先の、そんなアイドルちゃんのブログを紹介。
コチラ→http://ameblo.jp/ayumushinga/day-20110802.html

ユニットのときの私が嘘だったって解釈してほしくないんですが、ユニットをやり始めた時、自分に自信がなくて幼いながらに何かキャラを作らなきゃって思ったんですで、どこかのユニットさんのステージをみて一生懸命考えたのが
…「ドSキャラ」でした笑←でも、ほんとに。


自分の立ち位置とかキャラクターだったりもっと何も考えてないみたいにずばずば言ってつんけんして振る舞ったほうがいいんじゃないか(お客さんにも)とか


ライブ会場に入った瞬間に自然とスイッチはいっちゃって、
ふと日常に戻ったら疲れちゃう自分がいました。


もちろんそれはそれで自分が確立された気がして楽しんでるときもあったけど、段々、ステージ上だけじゃなくてお客さんと話すときもそうしなくちゃダメな気がしてきちゃったりしました…

自分でやりだしたことですが普段の自分と、ライブで見られる印象があまりにも違くて戸惑いました…



それに、
ソロでのステージになると
アーティストとしてこう見せたいのに!とかこんなのありのままじゃないのに…とか
色々ぐちゃぐちゃになって違和感を感じていました。

だからライブのとき、
変に緊張したり
周りにどう見られるんだろうって必要以上に思って、気にしないふりしてたけど不安でした。

それが必要以上の緊張の理由です。

(中略)

そのとき、やっと自分らしく力を抜けてる気がして
からしたらすごく嬉しかったのです。


キャラとか考えたり、空回りしたり
今考えると頑張ってたな自分!って感じですが


今はもっと1人1人の方と歌を通して通じたいっておもうし、
感謝の気持ちも増えたし、
ありのままでステージに立ってお客さんと接したいって思うのです。


普段の毎日の自分のように、歌を歌ってる自分のように、
ありのままの自分でステージに立てばいいんだって気づけました。


いつのまにかライブでは、自分に自信がないから
自分をこう見せなくちゃいけないって思って
そんなことばっかり考えて
それを考えてることすら見せないようにしなきゃってなってました。


そぅ、「作られたキャラ」なんて仮面を被っていると、やがてソレが重圧になって耐えられなくなってしまう。
その仮面を脱ぐタイミングも無いし、仮面を脱げばヲタから「嘘つき」「裏切り者」って罵られるし。

だから、作られたアイドルを演じてる子達は、長くこの業界に居続けるコトが出来なくて。
精神的にしんどくなっちゃうからね。


だがしかし、ロビンたちポッシボーのメンバーは違う。
始めからそんな仮面、「作り物」なんてモノを、彼女たちはもってない。

  • 等身大
  • 自分の意思

ってモノを、ユニット結成当初から持ち続けている稀有なユニットだ。

自分が気に入らなきゃあ、ヲタに媚びるコトもしない。
他のアイドルちゃんみたいに、もっと媚びたりおべっか使って上手くやれば良いのに、そぅしないし出来ない子たち。

が、ソレが良い。

だってそんな等身大の女の子だからこそ、ロビンたちのコト、ロビンのコトが好きなんだもの。

ロビンはいつもホンダ。さんに優しくて、、、なんて「お人形さん」じゃあ無い。
イジワルもされるし、逆に贔屓にもされていて。笑

が、ソレが普通の、当たり前の女の子の心理だよね。

ソレがポッシボーの魅力のヒトツでもあるの。


ロビン、リンク先のアイドルちゃんの日記を読んで、ロビンなりに色々と感じるコトも、違和感を覚えるトコロもあるだろぅ。
が、ソレで良い。

ロビンは今のままで良いから。
ロビン大好き♪