HITの理由。

webを巡回していたら、こんな話がupされていた。

ヒット・流行が生まれる流れとしては、現代では以下の形が一般的です。

1)対象物が公に知られる状態になる(店頭・雑誌・テレビ・新聞・ネットなどで関係者でない一般人がそれを知ることができる状態になる)
2)対象物を知る人が増える
3)対象物についていい評価を出す人が増える
4)雑誌やネットなどで、対象物のいい評価が多くの人に知られる(口コミが広がる)
5)対象物をテレビが「いま話題のもの」として取り上げる
6)対象物を求める人・使う人が一気に増加する
7)対象物がヒット・流行


う〜ん、ホンマかいな!?笑
上記の話は、1→7へ順番に進む訳では無いだろぅ。上記の条件がパラレルに進んで、結果ヒットに繋がるのだろぅね。


AKBがHITした理由。
それは彼女達のコンテンツが優れていたコトよりも、その時代背景が寄与していたんだと思う。
時は2006年、当時アイドルちゃん業界はハロプロ寡占状態だったが、既に「時代に飽きられた」存在になりつつあった時代。
ちょうどそんな時に、AKBが表舞台に登場した。


AKBは当初、秋葉原の劇場でスタートした時は客席はガラガラだったのは、今じゃあ信じられないが本当の話。
当初は「アイドルファン向け」「口コミで広める」ってなコンセプトで細々と公演を行っていた。
で、特定のアイドルファン層に人気が出てはきていたが、「ファンの口コミでブレイク」などというのは夢の話で。
一時は倒産(とう表現が適切かは別として)し掛かって、パチ業界他のパトロンを得て、資金援助を得たオフィス48。
そして、、、
一転脚光を浴びだしたのは、メディア露出や積極的な売り込みで、マスコミに話題となった(にした)からだ。
メディア戦略にシフトし、多大な広告宣伝費を使って、上記1〜5を、力技でも何でも、兎に角実現させた。

ってのが、「ヒットの理由」であって。優れたコンテンツだったり、今までに無いモノを提供したらかじゃあ無い!  と思う。笑

が、売れたのは、「時代の流れ」があったからだ。
ハロプロが時代の潮流から外れて行った時期だからこそ、AKBがネクストとして台頭するコトが出来たのだろぅね。


AKBというぅビジネスモデルは、「人気を外部業者に売る」ってなスタイルなので、本体たる事務所の儲け。ってのは案外少ないンだと思うの。
一方のハロプロは、その儲けの全てがUFAに入るスタイルだ。
だので(恐らくだが)、事務所の収支。って観点なら、ハロプロ一人勝ちな状況に変化は無い。
まぁ、だからこそ、つんく♂ちゃん始めハロプロの事務所側の人々に危機感が無いのだろぅし。

  • ナニをもって「売れる」というのか?

ってのは、非常に難しいよね。
CD売上枚数なのか? メディア出演時間なのか? 雑誌掲載ページ数なのか?


けど、本質はそんなモノじゃあ無い気がするなぁ。


やっぱり大切なのは、

  • 如何にファンを満足させるか?

ファンを満足させるモノを持つアイドルちゃんが、ホントの意味での、ヒットする子。なんじゃないかね??