売れる。ってコト。

大昔の話。ロビンがまだ産まれる前の話だね。笑


その昔、ロビンたちの所属する「アイドル業界」に大旋風が吹き荒れた時期があった。
それは、、、「おニャン子クラブ」って一大ブームが、アイドル業界で飛び抜けた状態となって。

その人気はホントに凄かった。
どれ位凄かったか?と言えば、、、中学高校の部活に人が集まらない程。 
皆、夕方からの放送を見る為に、学生は帰宅しちゃうんだもの。笑
今までアイドルになんて興味無かったよぅな人達まで、熱狂的に番組を見てたよね。
それは、おニャン子って子達だけじゃあ無くて、番組自体も面白かったし、何より1980年代の風味。を目一杯に発している番組だった。
まさに、熱狂的だった。


まぁ、それは、一時期のモーニング娘。や、今で言うAKBナンチャラに近しい風味。だと思えば良いだろぅ。


ってか、秋元康が、かつての「おニャン子ブーム再び」としてプランニングしたのがAKBだ。ってコトなのだが。
かつてのおニャン子ブームは、それこそ「時代の波に乗った」偶発的なブームだった。
だので、「テレビ局縛り」の為に、十分に事業拡大をするコトが出来なかった(フジテレビがメインスポンサーだった為、他局の歌番組等に出演出来なかった)。
その辺りを研究し、改善して、「現代のニャン子クラブ」としてアイドル業界に進出したのがAKBホニャララで。

つまり、用意周到に準備して、そして売れるべくして売れた。ってコト。

今のAKB人気。
それは単に「アイドル好き」って人達が応援している訳じゃあ無いだろぅ。
「AKBの●●ちゃんが好きだから応援してる!」
ってよりも、むしろ、
「AKBって存在や雰囲気が好き」
みたいな。
2010年の時代の風を目一杯受けてる存在だからこそ、多くの人に支持されているのだろぅ。


そして、それは綿密に計算されて、「売れるべくして売れている」訳でもあるのだが。
「売れる為に何をすべきか?」を研究し実践し、「時代の顔」にまで成長した。
凄いよね。


一方のハロプロ。
一時期はモーニング娘。で、アイドル業界に一時代を築くコトとなった。
その姿はまさに時代の風に乗って輝いていた。
そんな姿を観て、ロビンたちは憧れてこの世界に飛び込んだのだものね。
彼女達の姿は、本物だった。
彼女たちは「本物」を求めていて、その姿が時代にマッチしたから「偶然に売れた」んだよね。
売れようとしたのでは無く、偶然に売れたんだ。


「売れた」とぃう事実は同じだが、売れるに至った経緯は全く違う。
その「差」は大きい。