プロダクトアウト。
、、、ロビン、どちらが「幸せ」なのかねぇ??
我々消費社会で生活している者にとって、「正しいコト」「勝ち」ってのは、即ち、
- 売れているコト
- 人気があるコト
- メジャーなコト
であるコトが、正しいコトである。 って価値観を持っている。
「他社より、より多く売れる商品を提供する」
「業界No1になる」
そして、ソレを達成したモノが、勝者としてもてはやされる。
なので、現在の「アイドル業界」で言えば、
- 勝ち組がAKBナンチャラで、負け組がハロプロで
的な捉え方になりがちだ。
まぁ、現状の雑誌やテレビ、メディアの取り上げられ方を鑑みれば、その社会的情報量の差ってのは圧倒的に付けられていて。
更に我らがNGP!そしてTNXの界隈なんて、このアイドル業界の中では、全くノーマーク状態なのかも知れないね。苦笑
「つんく♂プロデュース」の冠が無ければ、全く取り上げもされない程のちっぽけな存在なのかもしれない。
けど、ね。
そんな、
- メジャーではない
ってコトは、
- 才能が無い
- 努力が足りない
とかってコトとは全く別次元の話な訳。
「売れる」ってコトは、才能や実力以外の要素、つまり「キャッチーなコト」「その時代にマッチしてるコト」ってのも、重要なファクターで。
時代にマッチした。って一例は、perfumeだろぅ。
時代にマッチして、一躍有名になった。
けど、アッと言う間に消費されて古新聞になっちゃったよね。
ホンダ。さんの業界で、よくスタイリストに言うコトがあって。
それは、
「貴方はアーチストじゃあ無くて」「工業デザイナーなんですよ」
ってコト。
100年後の後世にまで残るスタイリングを創るのが目的では無くて、今すぐお客さんが購入意欲が湧くスタイリングを提供するコトを求められている。
ってコト。
それが、「売れる」ってコトな訳だ。
さて、話を戻して、TNXそしてNGP!の話。
正直、事務所の販売戦略は、アマチュアレベルの域を出ていない。
戦略というものが存在してるのか? ってファンが心配になる程、行き当たりばったりだし、次に続いて行かない状態だ。
けど、ね。
ロビンたちに提供される楽曲に、「間違い」「迷い」は無い。
時代に阿ってヘンに売れ線を狙ったり、作風を変えたりするコトは無くて、一貫して「つんく♂テイスト」を貫いていて。
つんく♂氏にすれば、キャッチーな楽曲を作りだすコトなど、造作も無いコトだろぅ。
けど、ソレを敢えてしない。
自分の芯となるべき一本義の通った楽曲だけを、ロビンたちに提供している。
彼にとって、「今売れるコト」よりも、「10年後20年後も残る曲」を作りたい。
そして愛するロビンたちに歌ってもらいたい。
そんな風に考えているのだろぅ。
- 売れるコトよりも後世に残る作品を
ってコト。