慈善事業とかチャリティーとか。

Robin4You2011-05-30


さて、個人事業でも企業でも何でも、「事業」ってのの究極の求めている姿。ってのは何かと言えば、、、「利益を得る」ってコトだ。
別の言い方をすれば、「お金を儲ける」ってコト。
で、そのお金儲けする為に、色々と知恵や工夫をして、1円でも稼ごうと努力をする訳で。

だので、企業活動の大部分は、「収益性」とか「利益率」とか、つまりお金が儲かるか否かが、その活動の成功失敗の判断基準になる訳だ。
1円でも安いモノを、1円でも高く売るコトで儲けが出る。
1つでも多くの商品を売るコトで、1円でも多く設けようと努力する。
それが、事業ってものだ。


けど、ね。
そんな「収益を基とした事業性」とは別次元の事業活動もあって。

例えば、、、


アイドルちゃんとは異業種だが、日本の一流企業の例を挙げてみょうか。
世界に誇る日本の企業に、「トヨタ自動車」ってトコがある。
大企業といえば、収益一途。ってな風味。もあるが、、、さにあらず。

自動車レースの最高峰と言われるF1(フォーミュラ1)というレースに参戦したり、F1の為に、富士スピードウェイというレース場を買収したりした。

F1に参戦するコト自体、一切収益を生まない。 レース資金、参戦費用、車両開発費用、ドライバーやスタッフの給料なぞで、年間数百億の費用が掛かる。
が、F1レース自体からは一切利益は無い。
車両を販売して利益を得る訳じゃあない。レースで賞金を得る訳でも無い。
数百億円の資金投入に匹敵する現金収入なぞ無い。
その金の全ては、「持ち出し」だ。


けど、ね。
現金は得られないが、別のモノを手中にするコトが出来る。
ソレは、、、ブランド力だったり、技術だったり、ファンだったりする「お金で買えないモノ」を手に入れるコトが出来て。

F1というTOPフォーミュラの最前線を戦うコトで、最新の技術開発を行うコトが出来て、結果ソレが今後20年の市販車開発ヘフィードバック出来たり。
そんなチャレンジする姿を見て、この自動車会社のファンになってくれて、結果ソレが市販車の販売が増えたり。
F1レースで善戦する姿を見て、企業知名度が向上して、結果ソレが広告の代わりになったり。


直接の収益では無く、間接的。ってか、廻りまわって結果、収益になる。 みたぃなモノに投資する事業に投資する。ってコトもある訳だ。


で、だ!
延々と話をしてきたコト、つまり「直接利益にならないが、ブランド力向上に効く事業」ってのが、ソレがTNXにとって、THEポッシボーキャナァーリ倶楽部なんじゃあないのかね?

彼女たちのユニット活動で、収益を求めている訳じゃあない。
彼女たちの活動は、事務所のコネクション形成やブランド力向上の為にあって。

実際、TNXの収益は、ハロプロのコンサートマネージメントや、つんく♂氏の版権収益やらが大半だろぅ。
キャナァーリ倶楽部ポッシボーの活動は、持ち出しのが多いンじゃないのかね?

仮に彼女たちの活動から収益を得たいのならば、毎月のよぅに新曲を発表し、毎週のよぅにイベを実施し、物販や写真やらポスターを売りまくって現金収入を得ようとするだろぅし、実際他のアイドルちゃんはそんな活動をしてるよね。


けど、利益のみじゃあ無く、彼女たちを活動させている。 って考えれば、今までの彼女たちの事務所の使い方にも、納得が出来るンじゃあないかな?


逆に言えば、「収益を求めない」から故に、干乾しにしたり、中途半端でコンテンツを放っぽりだしたりしちゃう訳だ。
だって、儲け無視だから、事務所の手前勝手で活動を止めたって痛くも痒くも無い。
むしろ持ち出しが減るから、事務所としてはウエルカムな訳で。

だし、収益を求めないから、顧客つまりファンの意見を聞く必要も無い。
自分達の好き勝手なコトして、ファン不在だって自分達事務所側が楽しければ良い訳だ。


事務所がポッシボーの舞台に忙しいから、キャナァーリ倶楽部を干乾しにする。
けど、所詮TNXのアイドルコンテンツは慈善事業だから、別にソレでも良いジャン!
ヲタの意見なんて聴く必要なんて無い。所詮赤字コンテンツだしwwww

とか思ってるから、平気で干乾しにして、メンバーがどんどん事務所を辞めても気にもならないで、毎日おにぎりダイエットに能天気に取り組んじゃうンだろぅね。


そもそも、つんく♂社長の、おにぎりダイエットに熱心な様自体が、彼のプロデュース姿勢そのものだろぅ。

ダイエットしたいのなら、恒久的に痩せるよぅに努力するのが本当のことだろうに。
彼のダイエット法は、「太る→食事制限→痩せる→また太る→食事制限→、、、」の無限ループで。
目の前の、直前の物事しか見えてない。
恒久的に何とかしよぅ。ではなく、対処療法的に、場当たり的にナニかする。


自分のセルフプロデュースも場当たり的なつんく♂氏だ。
そんな場当たり的なのが、一事が万事「つんく♂プロデュース」なのだろぅ。